花粉症
花粉症とは
花粉症は、体内に入った花粉によるアレルギー反応で、くしゃみや鼻水が出る、鼻がつまる、目がかゆくなるなどの症状がおこります。原因となる花粉の種類には、スギやヒノキのほかシラカンバやイネ科の植物、ブタクサ、ヨモギなどが知られています。現在、日本でもっとも多いのはスギ花粉によるものだといわれています。
花粉の飛散情報をチェック
花粉の飛散情報をこまめにチェックし花粉を避けることは、花粉症の予防や症状を緩和するために大切なことです。飛散情報は、インターネットなどで知ることが出来ます。また、当日の天候や時間帯などによっても飛散量に差がありますのでテレビなどでその日の花粉情報もチェックしましょう。
初期療法とは
毎年、強い花粉症で悩まれる方には初期療法(早めの治療)が勧められています。初期療法は、花粉の飛散開始または症状が少しでもでた時点で薬の服用を開始する治療法で、症状を軽減するために行います。
花粉が飛び始める2週間、遅くとも1週間ほど前から、薬を服用することにより花粉症の症状をいつもよりかなり軽くすることができますので、早めに受診しご相談下さい。
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日常の対策
<花粉を避ける>
○外出時には・・・
マスクは吸い込む花粉の量を、メガネは目に入る花粉の量を減らしてくれます。 また、頭は花粉がつきやすいので、ぼうしなどをかぶるのもよいでしょう。
○帰宅時には・・・
外出先から帰ってきたら、コートやぼうしなどについた花粉を払いましょう。 また、洗顔やうがいをして、花粉を洗い流すのもよいでしょう。
<花粉症によいといわれている食品>
○甜茶(てんちゃ)
甜茶ポリフェノールは、くしゃみや鼻水の原因となるヒスタミンの作用を和らげる効果があるといわれています。
○ヨーグルト
乳酸菌は免疫バランスを整え、アレルギーをおこしにくい体質をつくるといわれています。
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